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2024年12月04日
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vol.6 INTERVIEW(RONxIIさん)
2010年09月11日
TAPダンサーRONxIIが
この秋、本格的に役者デビュー!!
日本屈指のタップダンサーRONxIIが、舞台「F.+2」で
主演の一人として本格的に役者デビュー! 劇中にはタップシーンも満載!!
RONxIIの新たな挑戦を見逃すな!!!
RONxIIさん プロフィール
■今回、出演することになった経緯は?
もともと芝居にはすごく興味があり、なにか自分の今を表現する方法の幅を広げたいとずっと思ってました。そんななか今回の『F.+2』でTAPの踏める役者さんを探しているとのことで、俺自身は役者のできるTAPダンサーとしてオーディションを受けました。忘れられないのが、オーディションした場所が、他の公演の開演前のレッドシアター。作・演出の長谷川さんはじめプロデューサー、キャストやスタッフの方々…人多すぎ!台本は、オーディション前にすでにいただいてたのですが、なーんも出せないまま終わってしまい「あー、だめだ」と思ってました。受ける役柄も決まってたのですが、絶句するくらいセリフが多い!!だけど、自分が役者としてやってみたい作品というか舞台というか。ここ数年、マネージャーと模索しながらの活動をしていて、ようやく「きたー」って言うのと、今回だめでも、今後の方向性も見えた、今にして思えば、密度の濃い一日でしたね。その後合格との連絡がきて、びっくりです。とにかく、早く本番で演じてみたい!というのが今の心境です。
■練習を通して感じること
「リアル」って言葉の深み、重みを体感しています(汗)。すごく時間をかけてリハーサルをして舞台は作られてるものですよね。それをもうひと越えして、日常のように表現する。ダンスの世界でもナチュラルにと、言われたり、指示したりしますが、それとはまた別の世界の感覚です。ステージ上での素ってご法度じゃないですか?! そう育ち、プロダンサーとして活動してたのを覆す演出を表現するんですから大変です。だけど、新しい世界だから楽しくてしょうがない。あと、今回の舞台はセリフというより会話というほうがはまる台本なので、よりしゃかりきにリハーサルしないように心がけてます。ダンスにしろ、芝居、演奏家、他、全てにおいて間(ま)というのが大事で、全てに通じているなあと実感しています。
■今回の芝居はタップシーンも沢山出てくるみたいですが、 どのようなところを注目して見て欲しいですか? あと見どころは?
タップの世界ではよく、主張、メッセージ、魂という方もいますが、表現方法が人間として発信する部分が多く占めています。もちろん、それをより研磨してエンターテイメントとして表現することもありますし、他のジャンルより多用で、個を重んじます。今回のシーンは人間の感情そのものをぶつけていくタップです。自分のダンスは人間臭い踊り方をしないタイプなんで、かなり今までとは違う見え方をすると思います。毎公演ごと、流れや、出演者との間が必ず違うので、そこを意識してタップの内容も、踏む速度、時間も変えています。後、見どころはやっぱり加藤さん演じる粕谷と俺が演じる中山のぶつかり合い! ここにつきます。どちらが正しくて、どちらが悪いのか、どちらも正しくて、どちらも間違っているのか。そんな風に感じてみてもらえたら、こちらの思う通りに事が運んでますね。俺がこのF.+2をやってみたいとオーディション受けた理由は、そこにあります。
■最後に読者に一言お願いします。
今回の取材はタップダンサーだからこそいただいたものだと思います。タップをやっている方々にもぜひ見てほしいです。今までとは違うなにかを感じることができるし。個人的には、やっぱりタップをもっと広めたいし、知ってもらいたい。そんな気持ちをこめて踊る、演じる舞台、ぜひ見にきてください。お待ちしています。
イベント:F.+2
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